サプライチェーン分析会社NPD DisplaySearchの新しいレポートによると、主にiPadシリーズの成功により、Appleは2012年第2四半期にモバイルPC出荷全体の84%という驚異的なシェアを獲得したという。
テッククランチ:
OEM出荷台数で測ると、AppleのモバイルPC出荷台数が市場全体と比較して好調だったのは、iPad 3とiPad 2の生産増強によるものと考えられます。iPad 3、つまり新型iPadは、2012年第1四半期の発売後、需要に対応できる生産レベルに達しつつあり、まさに軌道に乗っていた時期でした。また、iPad 2は値下げによって販売が伸びていました。
LG Displayは、タブレット市場におけるAppleの優位性からも恩恵を受け、Appleのサプライヤーとしての立場により、モバイルPCパネルの出荷でトップに立った。
NPDは、2012年末までのノートPC市場の前年比成長率は約2%で、ミニノートPCカテゴリーは28%の減少となると予測しています。タブレットPCの成長率は前年比約75%と予想されています。また、NPDは2013年のノートPC出荷台数が前年比16%増加すると予測しており、タブレットPCも引き続き力強い成長を続けると見ています。
