Appleは本日、Appleマップをアップデートし、ボストン小児病院が開発した無料オンラインサービス「VaccineFinder」が提供する米国内のCOVID-19ワクチン接種場所を表示するようになりました。VaccineFinderは、米国全土の医療機関や薬局で接種資格のある方向けに、最新のワクチン在庫情報を提供しています。
Apple マップのユーザーは、Apple マップの検索バーから「付近を検索」メニューの「COVID-19 ワクチン」を選択するか、Siri に「COVID ワクチン接種はどこで受けられますか?」と尋ねることで、近くの COVID-19 ワクチン接種場所を見つけることができます。
ワクチン接種場所のリストには、ワクチン接種の営業時間、住所、電話番号、および Apple Maps ユーザーが利用可能なワクチンに関する詳細情報を入手し、予約をすることができる提供者の Web サイトへのリンクが記載されています。
当初の展開では2万か所以上の拠点が対象となりますが、Appleは今後数週間でさらに拠点を追加すると発表しています。医療機関、検査機関、その他の事業者は、Apple Business RegisterページでCOVID-19の検査またはワクチン接種場所に関する情報を提出できます。審査が完了すると、AppleはAppleマップなどのAppleサービスを使用するユーザーに、検査またはワクチン接種場所の情報を表示する場合があります。
Apple マップには以下の機能もあります:
- COVID-19 検査場所: 昨年、Apple は Apple マップを更新し、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、日本、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、シンガポール、台湾、タイ、米国の COVID-19 検査場所を表示しました。
- 地元ビジネスの最新情報: Apple マップでは現在、4,400 以上の場所のビジネス プレイス カードに COVID-19 モジュールが表示され、小売業者は特別なショッピング時間などの COVID-19 関連情報を顧客に伝えることができます。
- SiriのCOVID-19に関する知識:近くの検査場やワクチン接種場所を見つけるのに役立つだけでなく、Siriは屋外で食事ができる場所を素早く特定したり、テイクアウトを提供している近くのレストランのリストを提供したりできます。Siriオーディオブリーフは、信頼できるニュースプロバイダーからの短いポッドキャストを通じて、パンデミックに関する最新のニュースや情報を受け取るのに役立ちます。また、「コロナウイルスに感染しているかどうかはどうすればわかりますか?」と尋ねると、SiriはCDCからのガイダンスやリソースを提供することもできます。