Netflixは第3四半期の加入者数が予想を上回ったと発表し、株価が急騰した。

Netflixは第3四半期の加入者数が予想を上回ったと発表し、株価が急騰した。

プレミアムストリーミングサービスのNetflixは、2016年第3四半期の加入者数が予想より50%以上増加したと発表したため、月曜日の取引終盤で株価は20%以上急騰した。

Netflixは第3四半期の加入者数が予想を上回ったと発表し、株価が急騰した。

ロイター通信:

同社の業績は、加入者数の伸びが低迷した前四半期からの好転を示した。自国市場以外への進出に多額の投資を行ってきたNetflixは、オリジナル番組への支出を増やしながらも、来年には「世界規模で大きな利益」を上げ始める見込みだと述べた。

ネットフリックスの株価は、時間外取引で終値99.80ドルから119.82ドルに上昇した。

「ストレンジャー・シングス」「ルーク・ケイジ」「ナルコス」といったNetflixのオリジナル番組は、 海外の新規加入者獲得に貢献しました。Netflixは第3四半期に約320万人の海外新規加入者を獲得し、アナリスト予想の201万人を大きく上回りました。

一方、ネットフリックスも米国で予想を上回る加入者数を獲得し、新たに37万人の加入者を獲得し、アナリスト予想の30万9000人を再び上回った。

「投資家は加入者数の増加に非常に注力しているようだ。Netflixがその目標を達成する限り、投資家は株価を押し上げるだろう」とウェドブッシュ・セキュリティーズのアナリスト、マイケル・パクター氏は述べた。しかし、パクター氏は、新番組の開発コストが継続的に高まることで、2017年に大幅な利益を上げる計画が損なわれる可能性があると指摘した。

ストリーミングサービスは世界130以上の市場に拡大しているものの、中国への進出はまだ実現していなかった。同社は月曜日、近い将来の中国進出計画を断念し、代わりに中国国内で番組のライセンス供与を行うと発表した。同社は依然として「最終的には」中国でのサービス開始を希望していると述べた。

Netflix のオリジナルコンテンツは大きな魅力となっているようで、同社は 2017 年にオリジナルコンテンツに 60 億ドルを費やす予定であると発表した。これは 2016 年の支出額より 10 億ドルの増加である。

同社はAmazonプライムやHuluといった他社サービスとの競争が続いているものの、今四半期には米国で145万人の新規加入者を獲得すると見込んでいる。また、同期間に海外でも375万人の新規加入者を獲得すると見込んでいる。