ウォール・ストリート・ジャーナルが水曜日に報じたところによると、Appleは米国の銀行と個人間決済サービスの構築に向けて協議を進めており、Apple Payを活用する可能性もあるという。このサービスでは、PayPalのVenmoやSquare Cashのように、ユーザー同士が送金できるようになる。
提案されているサービスについてはほとんど知られていないものの、Appleと銀行の間では協議が継続されていると言われている。ただし、具体的な契約が締結されているかどうかは不明だ。AppleはChase、Capital One、Wells Fargo、US Bankと協議中と報じられているが、詳細はまだ詰められていない。
報道では、Appleがこのサービスでどのように収益を得るのか詳細は明らかにされていないが、iPhone/Apple Payのユーザーを増やすための誘い文句として利用している可能性もある。Appleは銀行にこのサービスを無料で提供するとされている。現在、Appleは銀行に対し、Apple Payの取引ごとに少額の手数料を課している。
個人間の支払いサービスは通常、家賃の一部を支払う、またはユーザーの一人が現金を持っていない場合に夕食代を分割するなど、個人的な支払いに使用されます。
このサービスのデビュー日は発表されていないが、報道によるとAppleは2016年を予定しているという。