アップルがセグウェイの主任エンジニアを謎の採用、理由は不明

アップルがセグウェイの主任エンジニアを謎の採用、理由は不明

スティーブ・ウォズニアック

Appleは時に非常に謎めいた企業ですが、もう一つ例を挙げましょう。ブルームバーグの調査で、昨年、セグウェイの開発に携わった主要エンジニアの一人、ジョン・モレル氏がイェール大学を退職し、Appleに入社したことが分かりました。

興味深いですね。Appleとロボット工学とのつながりは知られていないため、ロボット工学の専門家を採用するのはかなり意外な動きと言えるでしょう。さらに驚くべきは、モレル氏がイェール大学の新設工学イノベーション・デザインセンターの所長に就任すると目されていたにもかかわらず、Appleへの入社に興味を示していたことです。しかし、実は想像以上に多くのつながりがあるようです。

ブルームバーグ:

ロボット工学を専門とする友人たちは、彼がイェール大学の職を辞したということは、きっと何か素晴らしいことをやっているのだろうと思っています。彼が本当に医療に革命を起こすロボットを作ったり、消費者にとって驚異的な世界初の3Dプリンターを開発したり、あるいはもっともっと壮大な何かを考案したりしているのではないかと、私は心から願っています。

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LinkedInの投稿によると、モレル氏はセグウェイの元最高技術責任者で、現在はアップルの製品デザイン担当副社長を務めるダグ・フィールド氏を含む、セグウェイの元チームメンバーの多くと再会したようだ。これらのメンバーのほとんどは、セグウェイの派生製品ではなく、アップルの主力製品に携わっている。アップルのエンジニアリングチームに詳しい人物によると、モレル氏はMacソフトウェアグループに所属しているという。この人物は、アップルを代表して発言する権限がないため、匿名を条件に取材に応じた。 

もっとありそうな理由は、セグウェイ仲間と遊ぶためだろう。しかし、もしかしたらAppleは本当に、私たちがまだ耳にしていないロボット革命を計画しているのかもしれない。もしそうだとしても、おそらく公表されるのはあと数年くらいだろう。いずれにせよ、Appleがセグウェイポロの素晴らしい選手たちを擁していることを、ウォズはきっと喜んでいるに違いない。