2四半期連続のプラス成長の後、2011年第4四半期の世界PC出荷台数は9,220万台となり、前年同期比1.4%の減少となりました。一方、Appleは約210万台を出荷し、市場シェアを11.6%拡大しました。これは2010年の同時期と比較して20.7%の成長です。
MacDailyNews は次のように報じている。
2011年10月のタイ洪水に起因するハードディスクドライブ（HDD）不足は、第4四半期のPC出荷台数と価格に限られた影響しか与えませんでした。しかし、ガートナーのアナリストは、大きな影響が感じられると予測しており、これは2012年前半に顕在化し、2012年を通して続く可能性があるとしています。これらの不足は、2012年のPC出荷台数の伸びを一時的に押し下げるでしょう。
「ウルトラブックは2011年第4四半期のホリデーシーズンにひっそりと市場に投入されました」と北川氏は述べた。「消費者の注目を集めることはなかったようです。ウルトラブックに対する消費者の理解や認知度は低く、プレミアム価格を払って購入したいと考える消費者はごく少数でした。しかし、今週開催された国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（CES）で明らかになったように、2012年はウルトラブックにとって大きなデビューの場となるでしょう。」
出荷数が前年比で16.2パーセント減少したにもかかわらず、HPは2011年第4四半期もトップの地位を維持した。HPは競合他社の強引な価格設定と戦い、ホリデーシーズンの消費者PC需要の低迷に対処しなければならなかった。
レノボは上位5社の中で最も高い成長率を記録し、2011年第4四半期のPC出荷台数は23%増加しました。これにより、世界PC出荷台数で第2位の地位を確固たるものにしました。同社の成長は、プロフェッショナル市場とコンシューマー市場の両方で積極的な価格設定が奏功しました。
Dellはほとんどの地域で出荷台数が増加し、好調な四半期となりました。コンシューマー市場は依然として低迷していましたが、プロフェッショナル市場ではWindows 7へのアップグレードが牽引し、成長を遂げました。
これらの結果は暫定的なものです。最終的な統計はまもなく公開されます。
