通常、Mac はしばらく使用されていない場合はスリープ状態にします (エネルギーを節約するため)。しかし、プレゼンテーションの準備をしているときなど、スリープ状態にしたくない場合もあります。
Mac を一時的に起動したままにするサードパーティ製アプリは多数ありますが、システム環境設定でオフにすることもできます。Mac の省エネルギーモードを切り替えるより簡単な方法があり、ターミナルのコマンドラインから入力する組み込みコマンドを使用して実行できます。
Macを起動したままにする
ターミナルアプリを起動します。「アプリケーション」→「ユーティリティ」フォルダにあります。または、「Command + スペースバー」のホットキーを押し、Spotlightで「ターミナル」と入力して起動することもできます。
ターミナルプロンプトが表示されたら、次のコマンドを入力して Return キーを押します。
カフェイン
何も起こらなかったように見えますが、ターミナル ウィンドウのステータス バーに「caffeinate」と表示され、コマンドが実行中であることがわかります。
caffeinate の実行中は、1 つのことを除いて何も変わりません。それは、Mac をどれだけ長く実行したままにしても、スリープ状態にならないことです。
Macをスリープ状態にしたくない理由の説明が終わったら、キーボードで「Control + C」を同時に押してください。caffeinateコマンドの実行が停止し、ターミナルウィンドウのステータスバーが通常の状態に戻ります。これで、Macは省エネルギー設定に従ってスリープ状態になります。
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(TekRevue経由)