最近、投資対象としてのアップルに否定的な人は皆無というわけではない。ロシア人の億万長者が最近アップル株を1億ドル分購入し、最近のインタビューで同社への信頼を公言している。
AppleInsider:
ロシア一の富豪、アリシェル・ウスマノフ氏は、ブルームバーグとのインタビューで、最近のアップル株価の下落を強力な投資機会と捉えていると述べた。アップルの株価は、iPhone 5発売直前の昨年9月の高値から40%近く下落している。
ウスマノフ氏は「永遠などない」と警告しつつも、今後3年間でAppleは「非常に有望な投資先」だと述べた。特に、2015年までに1000億ドルを資本還元プログラムに費やすという同社の最近の決定を高く評価している。
この資金は、普通株1株当たり3.05ドルの四半期配当金の増額と、600億ドルに上る自社株買いプログラムに充てられる予定だ。
ウスマノフ氏は、当初はAlibaba.comやMail.ruなどのテクノロジー部門で財産を築き、その後、純資産198億ドルで世界第35位の富豪となり、Facebookへの投資の10倍以上の利益を上げたことで知られている。