ニューヨーク・タイムズ紙が木曜日に報じたところによると、タイム・ワーナー・ケーブルは、ケーブルサービス加入者が標準のケーブルボックスを必要とせずにライブとオンデマンドの両方のコンテンツをストリーミングできるようにするApple TVセットトップボックス用のアプリケーションを開発中だという。
AppleInsider:
ニューヨーク・タイムズ紙が木曜日に報じた記事によると、開発中の新ソフトウェアは「実質的にテレビ画面の上にAppleのレイヤーを追加する」ものになるという。Apple独自の番組ガイドは、タイム・ワーナーが独自に顧客に提供できるものよりも「はるかに優れた」体験を提供するとされている。
TWCの最高執行責任者ロブ・マーカス氏は昨年、同社が顧客により良い体験を提供し、より多くの加入者を獲得できるのであれば、ユーザーインターフェースの管理権をアップルに譲り渡すこともいとわないと示唆した。
木曜日の報道によると、Appleはコンテンツプロバイダーとの提携方針を変更し、個々のチャンネルではなくケーブルテレビ会社との提携を検討しているという。Appleは、タイム・ワーナーなどの配信会社からサービス向上と引き換えに手数料を徴収することを検討していると報じられている。
タイム・ワーナーとのコンテンツ契約に関する報道は今月初めに初めて浮上したが、詳細は不明だった。
Appleはまた、Apple TV向けに「プレミアム」サービスも開発中と報じられている。このサービスでは、視聴者はコマーシャルをスキップする権利を有料で得られる。この料金の一部はケーブルテレビ事業者に支払われることになる。