Adobe、InDesignのクラッシュバグの修正プログラムをリリース

Adobe、InDesignのクラッシュバグの修正プログラムをリリース

Adobe は月曜日に、Intel Ivy Bridge 搭載の MacBook Pro で InDesign レイアウトソフトウェアがクラッシュする原因となっていた API バグを手動で修正する方法の説明を含む ZIP ファイルをリリースしました。

AppleInsider:

この修正は、Adobeが自社のプログラムと、2012年モデルのMacBook ProおよびMacBook AirにプリインストールされているAppleのOS X 10.7.4に問題があることを認めてから1週間も経たないうちに行われました。6月中旬に開始されたユーザーサポートフォーラムのスレッドによると、この問題はInDesignのシステムアイコンを処理するAPIに起因しており、このAPIはOS Xの最新アップデートで削除されました。

この問題により、InDesign が正しいアイコン アセットを取得できなかったために空白のダイアログ ボックスが表示され、プログラムがクラッシュする原因となりました。

この問題は、「MacBook Pro (Mid 2012) ソフトウェアアップデート」がインストールされた2012年中期モデルのMacBookにのみ発生するようです。一部のユーザーは、OSを工場出荷時の状態にロールバックすることで回避策を講じていました。

Adobe の InDesign ヘルプ Web ページから:

MacOS 10.7.4 で InDesign がクラッシュし、ダイアログボックスが空白になる

問題

「2012 MacOS システムで InDesign または InCopy CS5 以降を使用しているときに、特定の機能を実行するとアプリケーションがクラッシュする空白の警告ダイアログボックスが表示されます。

追加情報

macOSの最新アップデートにより、InDesignがシステムアイコンの操作に使用するAPIファイルが削除されました。このファイルをアプリケーション内に直接配置することで、APIが提供していた機能を回避しています。

Adobe は、この問題をより包括的に解決するために、現在の OS リリースと将来の OS リリースの両方で Apple と緊密に協力しています。

Adobe の「パッチ」では、3 つの InDesign アイコンを自動的にインストールするスクリプトを実行する必要があります。スクリプトが実行されない場合は、ユーザーがファイルをアプリケーションのリソース フォルダーに直接手動でインストールすることもできます。

スクリプトと手動でインストール可能なファイルは、Adobe の Web ページから入手できます。