3年連続でトップの座に君臨していたAppleは、Googleに取って代わられ、世界で最も価値のあるブランドの座を明け渡した。これは、世界のトップブランドを毎年発表している調査会社によるものだ。
AppleInsider:
調査会社ミルワード・ブラウンが発表した2014年版「100 Top BrandZ」レポートの最新結果に よると、GoogleはProject Loonや糖尿病患者向けの血糖値測定 コンタクト など、様々な「Google X」プロジェクトでAppleを凌駕したという 。今年の「Top BrandZ」レポートは、 Business Insider が 初めて報じた。
同社は、グーグルのブランド価値が過去1年間で40%上昇し、1588億4000万ドル(1150億ユーロ)に達したと推計している。
対照的に、Appleのブランド価値は20%下落し、1,478億8,000万ドルとなった。Appleは2011年以来、BrandZリストのトップに君臨していた。
今年、GoogleとAppleに次ぐのは、IBM(1,075億4,000万ドル)、Microsoft(901億9,000万ドル)、McDonald's(857億1,000万ドル)だった。コカ・コーラ、Visa、AT&T、Marlboro、Amazon.comがトップ10の残りを占めた。
「Googleは今年、Google Glass、人工知能への投資、そして幅広いパートナーシップなど、極めて革新的な取り組みを見せてきました」と、ミルワード・ブラウン・ヨーロッパの地域マネージングディレクター、ブノワ・トランザー氏は述べています。「こうした活動はすべて、消費者にGoogleの本質を強く伝えるものです。」
BrandZ は、企業の財務価値とブランド貢献度を計算してリストに掲載します。これは、ブランドの「独自性と、他社製品との差別化、需要の喚起、忠誠心の醸成能力」を評価するものとして位置付けられます。