報道によると、アップルは、2015年に釣り旅行中に別のティーンエイジャーと行方不明になったフロリダ州のティーンエイジャーが所有していた海水で損傷したiPhoneからデータを回復する手助けをする用意があるという。iPhoneは最近発見された2人のボートで見つかった。
AppleInsider:
ABCニュースによると、行方不明の14歳のオースティン・ステファノス君の所有物と思われるiPhone 6が、3月にバミューダ沖100マイル(約160キロ)で発見された小型漁船の船内収納部から発見された。CNNの報道によると、2日前、米国沿岸警備隊とフロリダ州魚類野生生物保護委員会の職員は、この漁船が、昨年夏に行方不明になったステファノス君と同じく14歳のペリー・コーエン君を乗せた漁船と同一のものであることを確認した。
2人は2015年7月24日、フロリダ州ジュピター沖で釣り旅行に出かけました。2人はその後、二度と戻ってきませんでした。5万平方海里に及ぶ徹底的な空海捜索の結果、行方不明の報告から2日後、19フィート(約5.7メートル)の漂流船が発見されましたが、遺体は発見されませんでした。
残念ながら、沿岸警備隊が救助隊を派遣して戻る前に、データブイの故障により、この船は再び行方不明になりました。この小型船は3月18日にノルウェーの補給船エッダ・フィヨルドによって再び発見されました。
オースティン君の父親、ブルー・ステファノスさんは、「Appleは、iPhoneを再び使えるようにするための協力をしてくれそうです。オースティン君のiPhoneは8ヶ月以上も塩水に浸かっていたので、まずはそれが最優先事項になるでしょう」と語る。
オースティンのiCloudバックアップへのアクセスは試みられましたが、自動バックアップ機能は一度も有効になっていませんでした。損傷したデバイス、特に腐食性の塩水に何ヶ月も浸水していたデバイスからデータを復旧するのは困難ですが、回収されたデバイスを修理し、データにアクセスできるようになる可能性はあります。
「私が連絡を取ったIT専門家は皆、この携帯電話から何かを復元できる可能性は極めて低いと警告したが…私は希望を捨てていない」とステファノス氏は語った。