iOS 6:顧客満足度が初めて低下

iOS 6:顧客満足度が初めて低下

記録に残る歴史上初めて、iOSのアップデートが顧客満足度の低下につながっています。iOSのアップデートは通常、改善と捉えられていますが、新たな調査によると、iOS 6はAppleの顧客サービスの評判をむしろ損なっていることが明らかになりました。

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「消費者がモバイルOSをバージョンアップするにつれて、デバイス満足度は常に向上しています」と、On DeviceのDEOアリスター・ヒル氏はTechCrunchに語った。iOS 4からiOS 5へのアップグレードの評価は高かったものの、iOS 6への移行では評価が7.75から7.65に低下した。On Deviceは米国のiPhoneユーザー約16,000人を対象に調査を行った…

研究者らは、Google マップを Apple の自社製マッピングソリューションに置き換えるという決定が、この減少の根本的な原因であるようだと述べている。

Appleのマップアプリは、データに誤りがあり、詳細情報が不足しているとして批判を浴びている。Appleは先週、この批判に対し、より多くのユーザーが利用すればアプリはより良くなると述べた。しかし、一部のユーザーは期待を裏切り、他の代替アプリに乗り換えている。ニューヨーク・タイムズ紙は、日本のスマートフォンユーザーが地図サービスの老舗であるナビタイムに殺到していると報じている。

Appleはアプリの改善に取り組んでいます。最近、同社はマッピングスタッフの増員を開始し、モデラーや3D画像の専門家を雇用して、ブルックリン橋の端に巨大なこぶがある画像など、多くの批判を浴びている画像の改良に取り組んでいます。(上の画像を参照)

この調査はJDパワーの顧客満足度調査に続くもので、iPhoneメーカーがGoogleのAndroid搭載スマートフォンを含む他のスマートフォンメーカーより優れていることが示されている。