2012年にAppleがiPhone 5と3種類のiPadモデルを発売したことで、AppleのパートナーであるFoxconnは記録的な32億ドルの純利益を獲得した。
AppleInsider:
鴻海精密工業(通称フォックスコン)は月曜日、利益が台湾ドル換算で過去最高の3兆9000億台湾ドルに達したと発表した。フォックスコンの利益増加は、特にAppleがiPhone 5、第3世代および第4世代iPad、そしてiPad miniの4つの製品を発売したことによるものだ。
AppleはPegatronなど他の組み立てパートナーも利用しているが、iPhoneやiPadを含むApple製品の大部分はFoxconnが組み立てている。
同社は今月初め、5,000人の新規雇用を発表した。近年最大規模の採用増となり、自動化生産、eコマース、ロボット工学の分野で人員が増加する見込みだ。
近年、アップルはフォックスコンなどの提携先が中国の労働者を低賃金で、工場の安全基準を満たさない労働環境に置いているという批判を受けてきた。しかし、アップルはフォックスコンに対し、労働条件と賃金の改善を求める圧力をかけることで、こうした批判に応えてきた。