Appleは本日、四半期ごとの直営店ミーティングにおいて、来週から従業員にiBooksを無償提供すると発表しました。この取り組みは社内で「iBooks Discovery」と呼ばれています。
9to5Mac:
この動きは、OS X MavericksとiOS 7のリリースに先駆けて行われました。MavericksはiBooksアプリとiBookstoreを搭載した最初のMacオペレーティングシステムとなるため、Appleは従業員がiBooksにさらに慣れ親しむ機会として、有料書籍を無料で提供しています。これにより、従業員はMacユーザーにAppleの書籍閲覧サービスを初めて紹介する際に、iBooksをより深く理解できるようになります。
Appleは以前、従業員がApp Storeアプリに慣れ親しむための同様のプログラムを開始しました。「Apps Discovery」と呼ばれるこのプログラムでは、Apple StoreのiOSデバイスのデモ機で利用可能な有料アプリを従業員に無料で提供していました。
Apple Storeでは現在、iPhoneの店頭販売促進や、Apple Storeアプリのアップデートなど、様々な施策を実施しています。情報筋によると、このアプリは、店舗にいるお客様にiTunes StoreやApp Storeの無料コンテンツをプッシュするための基盤となるとのことです。また、Appleは店舗従業員にOS X MavericksとiWork for iCloudベータ版へのアクセスを提供しています。iOS 7は依然として店舗従業員には提供されていません。