WWDC 2013では、OS X Mavericksに搭載される新機能も発表されました。次期メジャーバージョンでは、AppleのマップやiBooksプラットフォームへのアクセスが可能になり、iCloudを使用してパスワードやログイン情報をクラウド同期できるようになります。
マップアプリでは、Macでルート検索を行い、その情報をiPhoneに送信して車内で利用できるようになります。この新しいアプリは、3Dフライオーバー機能など、iOS版と同じ機能を多数備えています。
iBooks 電子書籍プラットフォームも OS X Mavericks に組み込まれ、iBookStore 経由で書籍を購入できるようになります。
サイドバーで電子書籍にハイライトやメモを追加することもできます。また、暗い場所でも読みやすくする夜間読書モードも搭載されています。
iCloudキーチェーン機能は、クロスプラットフォーム対応となり、ログイン情報とパスワード情報の安全な同期と保存を可能にします。また、iCloud経由で住所やクレジットカード情報も保存されます。プラットフォームの安全性を確保するため、ユーザーは引き続き一部の情報を手動で入力する必要があります。
カレンダーもアップデートされ、連続スクロール機能が追加され、予定の作成がより簡単になり、近くの場所の候補や天気予報も表示されるようになりました。そうそう、今回は革のステッチもなくなりましたね。
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