ウォールストリート・ジャーナルが、iPhone 5の販売不振によりアップルが同機種の部品発注を削減したと報じたことを受け、UBSのアナリストは投資家向けメモで、そのような報道は「古いニュース」だと指摘した。
マーケットウォッチ:
アナリストのスティーブン・ミルノビッチ、ピーター・クリスチャンセン、ジョン・ロイの各氏はウォール・ストリート・ジャーナル紙の月曜日の報道を引用した。
「記事によると、アップルは先月サプライヤーへの人員削減を通知しており、我々やウォール街の大半もその時点で報じている。したがって、これは過去のニュースのようだ。我々のアナリストはそれ以降、変化はないと示唆している」とUBSのアナリストは記した。
UBSは先月、注文の減少が初めて明らかになった際に、iPhoneの四半期売上予測を引き下げた。
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道は、月曜日早朝のアップルの株価下落の一因となったと考えられている。
UBSのアナリストは、10-12月期のiPhone販売台数を4,500万台、Appleの1株当たり利益を12.77ドルと予想している。Appleの企業レポートは今月下旬に発表される予定だ。