本日、Macの売上が急増しているにもかかわらず、Windows PCの売上が落ち込んでいるという記事を掲載しました。Infoworldのテッド・サムソン氏は、この状況について一風変わった見解を示しており、この急増はiOSデバイスの功績と言えるでしょう。サムソン氏は次のように述べています。
また、「ハロー効果」というものがあります。これは、iPodの普及以来、Macの売上を押し上げる一因となっていると言えるでしょう。ハロー効果の背後にある理論は、顧客が企業の製品の一つに惚れ込むと、その企業の他の製品も購入する可能性が高くなるというものです。この論理に従えば、iPodはここ数年、消費者の間でMacの売上を押し上げてきました。ハロー効果とITのコンシューマライゼーションのトレンドが相まって、iPhoneやiPadを熱心に購入する一般消費者やプロフェッショナルが、Macにも惹きつけられているのです。こうした人々は、より高価なMacハードウェアをより容易に購入できる傾向があり、これも昨年のホリデーシーズンにおけるApple PCの売上を押し上げた要因の一つです。
これらの要因が、米国におけるMacの出荷台数が前年同期比で170万台から210万台に増加した要因だと彼は述べています。また、Appleが四半期末に市場シェア3位を獲得した理由もこれらの要因に説明がつきます。2010年第4四半期末時点で、Appleは東芝とAcerに次いで5位でした。