FCC 委員長が、携帯電話ユーザーが飛行中に携帯電話の信号を介して通話や Web 閲覧を許可するという 2013 年の提案を却下すると発表したため、「機内モード」がオンになっている場合でも iPhone が飛行中に何ができるのかを正確に理解することが、これまで以上に重要になっています。
飛行機内でiPhoneを使用するには、「機内モード」にする必要があります。機内モードでは、デバイスの携帯電話通信、Wi-Fi、Bluetoothの通信がオフになります。ただし、機内Wi-FiとBluetooth(ヘッドホン用)は引き続きご利用いただけます。iPhoneを機内モードにしたまま、これらの機能のいずれか、または両方を使用する方法をご紹介します。(このヒントはiOS 10向けですが、それ以前のバージョンのiOSでも同様の手順でご利用いただけます。)
機内モードに入る
iPhoneのコントロールセンターにアクセスするには、デバイスの下部から指を上にスライドします。コントロールセンターの左上にある、円で囲まれた飛行機のようなアイコンをタップします。これで機内モードが有効になり、下の写真のように点灯します。
Wi-Fi(左から2番目のアイコン)とBluetooth(中央のアイコン)の両方が暗くなっているのに気付いたかもしれません。これらを再びオンにする方法を説明します。
機内モードでWi-Fiをオンにする
Wi-Fiを再びオンにするには、Wi-Fiアイコンをタップしてください。アイコンが点灯し、Wi-Fiがオンになったことを示します。機内モードアイコンはWi-Fiがまだオンになっていることを示していますが、iPhoneの携帯電話通信とBluetoothのみが無効になっています。
飛行機の機内 Wi-Fi に接続するには、航空会社の指示に従ってください。
機内モードでBluetoothをオンにする
機内モード中にBluetoothをオンにするには、Wi-Fiをオンにした時と同じ手順で、中央のアイコンをタップします。アイコンが点灯し、「オン」になったことを示します。通常の手順でヘッドフォンやその他のアクセサリをiOSデバイスに接続してください。
着陸後、上にスライドしてコントロール センターにアクセスし、機内モード アイコンをもう一度タップすると、機内モードがオフになり、iOS デバイスの携帯電話、Wi-Fi、Bluetooth 無線が通常どおり接続できるようになります。

機内モードの嬉しい副次効果は、海外にいる間は国際携帯電話データ通信や音声通話を使わないようにできることです。iPhoneをiPod touchのように使い、高額な音声通話料やデータローミング料金を請求されないようにします。そのため、最終目的地によっては、機内モードをオンにしたままにしておくのも良いでしょう。
Mac、iOS デバイス、Apple Watch、Apple TV をさらに有効活用するためのヒントやコツについては、当社の Web サイトの「使い方」セクションをご覧ください。