アップル、メットの年次ファッションガラを2年連続でスポンサー

アップル、メットの年次ファッションガラを2年連続でスポンサー

メトロポリタン美術館は、2017年コスチューム・インスティテュート展およびガラの詳細を発表しました。Appleは今年も同イベントのスポンサーを務めます。クパチーノを拠点とするAppleが同イベントのスポンサーを務めるのは2年連続となります。イベントの収益はメトロポリタン美術館コスチューム・インスティテュートに寄付されます。

アップル、メットの年次ファッションガラを2年連続でスポンサー
メトロポリタン美術館

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本展では、1981年の同ブランド初のランウェイコレクションから最新のショーまで、川久保によるコム デ ギャルソンのウィメンズウェアデザイン約120点を展示します。作品は対照的なテーマ(東洋/西洋、男性/女性、過去/現在)で展示され、川久保が抱く「間」への関心を浮き彫りにします。川久保のデザインを体現したマネキンは、ガラスなどの物理的な障壁を一切設けず、観客の目線の高さに設置されるため、これまで以上に身近に感じていただけます。

Appleはこのイベントのスポンサーとなるものの、同社からは共同議長は就任しない。2017年5月1日に開催されるこのイベントでは、ファッションデザイナー、コム デ ギャルソンの川久保玲氏が共同議長を務め、ケイティ・ペリー、ファレル・ウィリアムズ、そして『ヴォーグ』編集長のアナ・ウィンターらが参加する。昨年は、Appleのデザイン責任者であるジョニー・アイブ氏が、テイラー・スウィフトとイドリス・エルバと共に共同議長を務めた。

Appleがこのイベントに参加したのは、Apple Watchをファッションアクセサリーとして訴求し続ける中で、ファッション業界との継続的な関係構築の一環だ。同社のリテール部門責任者であるアンジェラ・アーレンツ氏は、かつて英国のファッションブランド、バーバリーのCEOを務めていた人物で、彼女の指揮下でApple Storeや一部の製品は、よりファッション志向のモチーフを取り入れるようになった。