開発者や企業は、AppleのiBeacon技術の興味深い新たな用途を次々と発見しています。ニューヨーク市で開催される予定のイベントでは、この技術を活用し、参加者のiPhoneに位置情報に基づく通知を送信することで、ロウアー・マンハッタンの「パブクロール」を案内する予定です。
AppleInsider:
5月20日に開催予定の「BeaconCrawl」は、パブクロール体験を「ゲーム化」することを目的としています。パブクロールとは、参加者がグループでバーを巡り、飲み物や会話を楽しむ社交イベントです。BeaconCrawlでは、 App Storeアプリとワイヤレス位置情報ベースのiBeaconを活用し、参加者に情報やヒントを提供するという、興味深いテクノロジーの工夫が盛り込まれています。
BeaconCrawl公式アプリは、5月2日よりiOS App Storeで公開されます。アプリは、特別な指示を含むプッシュ通知をユーザーに送信します。イベントには「秘密の場所」が用意されており、参加者には「特別なドリンク」や割引特典が提供されます。
ユーザーは、クロールに参加中に特定のタスクを達成することでポイントを獲得できます。ポイントはバーやレストランで利用できるお得な特典と交換できます。また、ユーザーはアプリを通じてイベントの写真や最新情報を共有することもできます。