アマゾン、ニューヨークに初の小売店をオープン ― マンハッタン住民に即日配送を提供

アマゾン、ニューヨークに初の小売店をオープン ― マンハッタン住民に即日配送を提供

ウォール・ストリート・ジャーナルは木曜日、オンライン小売業者アマゾンがマンハッタンのミッドタウン、エンパイア・ステート・ビルの真向かいに初の実店舗をオープンする予定であると報じた。

アマゾン

AppleInsider:

ウォール・ストリート・ジャーナルは木曜日、アマゾンの計画に詳しい匿名の関係者を引用し、オンライン小売業者のマンハッタン・ミッドタウン店を報じた。期待されていたアマゾンストアは、西34丁目7番地にある12階建てのビル内に、ホリデーシーズンに間に合うようにオープンする予定だ。

報道によると、この店舗は在庫を限定的に保有し、同社の「ミニ倉庫」としても機能する。新店舗では即日配達サービスに加え、ニューヨーク市民がオンラインで注文した商品を受け取ることができるほか、返品・交換も可能となる。

アマゾンはまた、Kindle電子書籍リーダー、Kindle Fireタブレット、Fire TVセットトップボックス、そして苦戦中のFire Phoneといった自社製ハードウェアの展示スペースとしても活用していると言われている。(Fire Phoneは7月に199ドルで販売開始されたが、わずか2ヶ月後には2年契約で1ドルまで値下げされた。)

アマゾンが独自の電子機器ラインを展開するとなると、マンハッタンの5番街、西14丁目、アッパー・ウエスト・サイド、ソーホー、グランド・セントラル駅構内などにある実店舗で人気の電子機器を販売しているアップルと真っ向から競合することになる。