JPモルガンのアナリスト、マーク・モスコウィッツ氏は、JPモルガンの調査によると、Appleは2つの新型iPhoneをリリースするだろうと主張していると、バロンズ誌が報じている。しかし、彼の主張で興味深いのは、そのモデルが「iPhone 4 Plus」と名付けられ、主に中国の消費者をターゲットにすると示唆している点だ。
モスコウィッツ氏によれば、AppleはiPhone 5の発売に加えて、「既存のiPhone 4にも『いくつかの改良』を加えた刷新版が出る予定で、Appleの低価格帯の製品であった『3GS』モデルに取って代わり、より低価格を目指したものになる可能性がある」という。
モスコウィッツ氏は引き続き、AppleのiPhone 5は「より軽く、より薄いフォームファクタ」を持つ再設計されたモデルとなり、GSMとCDMAの両方をサポートする「ワールドフォン」として機能するが、LTE 4Gはサポートしないと主張している。
同アナリストは、スプリントがiPhone 5を獲得する可能性についても言及し、中国市場向けにiPhone 4「Plus」が登場すると予想し、「中国向けのスプリント-ネクステル(S)やiPhone 4「Plus」など、非常に有意義な(キャリアの)追加がいくつかあるかもしれない」と述べている。