スティーブ・ウォズニアック氏:「iPhone 5は小さすぎる。Appleが『傲慢』だから」

スティーブ・ウォズニアック氏:「iPhone 5は小さすぎる。Appleが『傲慢』だから」

スティーブ・ウォズニアックが、またしてもAppleを痛烈に批判する古き良き習慣に戻った。今回は、風変わりで歯に衣着せぬ物言いで知られるAppleの共同創業者が、iPhone 5についてこう語る。「AppleはiPhone 5を十分大きくしなかった!」

TechCentralとの最近のインタビューより( BusinessInsider経由):

Appleがあんなに傲慢で、自分たちだけが正しい情報を持っていると思わなければよかったのにと思う気持ちもあります。iPhoneの小さいバージョンと大きいバージョンを作ってくれればよかったのに。そうすればよかったのに。アスペクト比はそのまま、縦横比はそのままで、サイズが逆になるだけでいいんです。

もしかしたら、ウォズはAppleのデザイン哲学を本当に理解していないのかもしれません。iPhoneの美しさの一つは、消費者の視点からも、競合他社と比較した際のシンプルさにあります。確かに、Appleはサイズや形状の異なるiPhoneを6種類もリリースできたはずですが、なぜでしょうか?

まさにそこが、HTC、Samsung、Motorola、そしてAppleなどの大手競合企業のほとんどが間違っている点です。つまり、選択肢となるモデルが多すぎるため、どの製品も当然受けるに値するサポートと注目(特にソフトウェアのアップデート)を受けていないのです。

iPhoneの幅を広げると、人間工学的に著しく損なわれるという現実もあります。iPhoneは、地球上で片手で操作できる数少ないスマートフォンの一つなのです。これは単なる偶然ではなく、非常に優れたデザインです。なぜAppleはそれを犠牲にして、ポケットにほとんど入らない6インチの「ファブレット」をまたもや生み出すのでしょうか?

おそらくウォズは、ちょっとした注目を集めたいがためにこんなことを言う、孤独で悲しい男の影なのだろうか?

追記:スティーブ・ウォズニアック氏を侮辱し、彼の意見は単なる注目を集めるための手段だと示唆したことは、行き過ぎだったと自覚しています。悪口を言うのは間違っていました。私はこんなことはしませんし、マクトラスト氏もこんなことはしません。

スティーブ・ウォズニアック氏、そして私がそのようなことを言うのがいかに未熟で、失礼で、間違っていたかを指摘してくれた多くの読者の方々に謝罪します。