アップルのCEOティム・クック氏は月曜日朝、ABCの「グッド・モーニング・アメリカ」番組の収録番組に出演し、ホワイトハウスが主導するConnectED教育プログラムへの同社の参加について語った。

AppleInsider:
クック氏は、番組司会者のロビン・ロバーツ氏と事前に収録されたコーナーで、このプログラムについて語った。インタビューはアラバマ州の小学校を舞台に、教師と生徒がiPadを使って南北戦争後の復興期について学ぶ様子や、模擬ニュース番組の撮影の様子などが挿入された。
Appleは昨秋、ConnectEdへの1億ドルの寄付を発表し、米国の114校に助成金を支給しました。この寄付により、各校の生徒にはiPadが配布され、管理者と教師にはMacBookとiPadが提供されます。また、すべての教室にApple TVが設置されています。
クック氏は「グッドモーニングアメリカ」の共同アンカー、ロビン・ロバーツ氏と、このプログラムにおける同社の目標について話した。
「テクノロジーは教育の重要な部分であるべきだと考えています。だからこそ私たちはここにいるのです」とクック氏は述べた。「今日、子どもたちが質の高い公教育を受ける権利を与えられていないことがあまりにも多く、これは間違っています。不公平です。」
「素晴らしい公教育がなければ、今の私は存在しなかっただろう」と、2011年にアップルのCEOに任命されたクック氏は付け加えた。
クック氏は、アップルが社内で人種的多様性を促進する取り組みについて語ったほか、家庭やその他の場所ではテクノロジーに囲まれている一方で、学校では「アナログ」な世界に直面している多くの子供たちが直面しているデジタルショックについても語った。
「今の子供たちはデジタルの世界に生まれているのに、8時のベルが鳴るとすぐにアナログの世界に行ってしまう子供たちが多すぎる」と彼は言った。「それでは面白くない」
ConnectEd プログラムは、2008 年までにアメリカの学生の 99% に高速インターネット アクセスを提供することを目標としています。Apple、Microsoft、Sprint、Verizon など多くの企業が連邦通信委員会と協力してこのプログラムに取り組んでいます。