フィナンシャル・タイムズ紙によると、Appleは来年初めにBeats MusicアプリをiOSにバンドルする計画だ。同社は今年初め、Beats Electronicsの買収の一環としてBeats Musicサービスを買収した。
フィナンシャル・タイムズ:
アップルは、ビーツから買収した定額制音楽サービスを来年初めに自社のiOSオペレーティングシステムに組み込み、数億台のiPhoneやiPadで即座に利用できるようにし、音楽ストリーミングの市場リーダーであるSpotifyへの圧力を強めることになる。
ニューヨーク・タイムズ紙は、いつも話題になる「事情に詳しい人々」の話を引用し、Apple が早ければ 2015 年 3 月にも Beats Music を iOS にバンドルし始める可能性があると伝えている。
Beatsは引き続き有料サービスとなり、iTunesブランドで展開される可能性が高い。FT紙によると、この動きはApple Watchの春の発売に合わせて行われる可能性があるという。
Beats Musicは会員獲得に苦戦しており、業界の推定では有料会員数はわずか11万人で、Spotifyなどの業界リーダーにかなり後れを取っている。
アプリをプリインストールすることは、ユーザーによる導入を早める手段となり得るが、Apple の iTunes Radio サービスは iOS 7 以降バンドルされたミュージック アプリの一部として含まれており、ユーザーの間ではまだ大きな支持は得られていない。