CodeweaversがCrossOver XLをリリース – MacでWindowsアプリを実行するためのより良い方法

CodeweaversがCrossOver XLをリリース – MacでWindowsアプリを実行するためのより良い方法

MacでOffice 2010やQuickenを使いたいけれど、Boot CampやParallelsなどの仮想環境を使ってWindowsをインストールしてMacを汚すのは気が進まない、そんなあなたに朗報です。CodeweaversがCrossOver XIを発表しました。

MacDailyNews 経由の Betanews より:

Codeweavers は、オープンソースの Wine アプリケーションの商用移植版である CrossOver XI のリリースを発表しました。これにより、Linux および Mac ユーザーは、Windows 自体をインストールすることなく Windows アプリケーションを実行できるようになります。

CrossOver XIでは、これまで別々に提供されていたCrossOverの2つのエディション(GamesとPro)が1つのアプリケーションに統合され、多数のプラットフォームアップデートと改善が盛り込まれています。また、Microsoft Office 2010を含む、これまでよりも幅広いアプリケーションのサポートも約束されています。

CrossOver XIは、CrossOver ProとCrossOver Gamesの機能を統合し、両方の機能を1つの製品に統合することで、両方の代替となります。これにより、これまでどちらかのバージョンでサポートされていたすべてのアプリとゲームが、CrossOver XIで実行できるようになります。

新リリースでは、Microsoft Office 2010とQuicken 2012の公式サポートに加え、1.1から3.5までのすべての.NET Frameworkがサポートされています。その他の改善点としては、DirectX 9とSteamのサポート強化が挙げられます。

CrossOver XIは、OS X 10.5(Leopard)以降を搭載したMacおよびLinux向けに14日間の無料トライアル版としてダウンロード可能です。価格は39.95ドルからとなります。