Funny or Dieが4月15日にスティーブ・ジョブズを風刺した独自の映画を公開

Funny or Dieが4月15日にスティーブ・ジョブズを風刺した独自の映画を公開

ニューヨーク・タイムズ紙によると、ウィル・フェレルのウェブサイト「Funny or Die」が、スティーブ・ジョブズの人生を「かなり大まかに」題材にした60~75分の映画を制作したという。短編コメディクリップで知られる同サイトにとって、これはこれまでで最長のプロジェクトとなる。ジョブズ役は、Mac vs. PCの広告キャンペーンを手掛けたジャスティン・ロングが務める。映画は4月15日にオンライン公開される予定だ。

イスティーブ

ニューヨークタイムズ、MacRumors経由:

「インターネットの常として、この作品は綿密な調査に基づいているわけではなく、スティーブ・ジョブズのWikipediaページをざっと見ただけです」と、「iSteve」の脚本・監督を務めたライアン・ペレスは語る。「とても馬鹿げた作品ですが、彼の人生全体を描いています。」

2011年に逝去したAppleの共同創業者、ジョブズ氏を揶揄するのは、たとえ優しく行われたとしても危険な行為だ。「iSteve」のプロデューサー、アリソン・ホード氏は、そのトーンは「どんなに辛辣なファンボーイ批評家でも一緒に笑える」と述べている。

「私たちは偽のスティーブ・ジョブズの映画予告編を作るというアイデアを話し合っていたのですが、脚本家の部屋ではよくあることですが、冗談がどんどんエスカレートしていきました」とホードは語った。

この伝記パロディ映画の脚本は3日で書き上げられ、5日で撮影された。ペレスは タイムズ紙に対し 、「最高ではないかもしれないけど、最初の人になるよ」と冗談めかして語った。

ジョブズの生涯を描いた、より真実に忠実な作品となることを願う2本の映画が、近々公開される。アシュトン・カッチャー主演の『ジョブズ』と、ウォルター・アイザックソンのジョブズの伝記を原作とし、アーロン・ソーキンが脚本を手掛ける2本目の映画だ。