AT&T、従来の無制限データプランを年間60ドル値上げへ

AT&T、従来の無制限データプランを年間60ドル値上げへ

AT&Tは、旧来の無制限データプランを引き続き利用している顧客の懐具合をさらに圧迫することを決定しました。DSLReportsが入手した情報に よる と、同社はこれらのプランの月額料金を5ドル値上げする予定です。

AT&T、従来の無制限データプランを年間60ドル値上げへ

今回の値上げは過去12ヶ月間で2回目となり、月額料金は35ドルから40ドルに引き上げられます。値上げは今年3月から実施されます。AT&Tはこの変更について声明を発表しました。

モバイルシェアアドバンテージプランとAT&T無制限プランには、従来の無制限プランにはない特典がいくつかございます。従来の無制限データプランをご利用の場合は、そのままご利用いただけますが、2017年3月より月額5ドルの値上げとなります。

AT&Tは2010年に無制限データプランを廃止しましたが、廃止前に同プランに加入していた少数の顧客は、現在もプランを継続しています。同プランではデータ使用量が無制限ですが、過剰なデータ使用量は速度制限につながる可能性があります。(データ量に制限がかかるものであり、顧客が制限されるものではありません。)

AT&Tは2016年2月に無制限データプランの価格を値上げし、顧客に5ドルの値上げを強いました。この値上げは、同社が無制限データプランの顧客に他のプランへの乗り換えを迫るために用いる手段の一つに過ぎないと考えられています。同社は、従来型の顧客に乗り換えを迫るべく、値上げに加え、データ通信量制限やデータ通信量上限といった「大切な」顧客への施策を次々と実施してきました。

無線通信事業者は現在、100 ドルの無制限データ プランを提供していますが、これは AT&T DirecTV または AT&T U-Verse プランにも加入している顧客のみが利用できます。

(MacRumors経由)