Androidアップデートの悲しい物語

Androidアップデートの悲しい物語

アンダーステイトメントのマイケル・デグスタ氏がまとめた新たなチャートは、Androidデバイスユーザーにとって悲しい現実を浮き彫りにしています。デグスタ氏が指摘するように、Androidユーザーはアップデートに関して不運に見舞われています。ほとんどのベンダーはAndroidデバイスのサポート期間(あるいはサポート体制)が十分ではなく、アップグレードをユーザーに提供することすらありません。

Degusta 氏は Android 端末に関して膨大な量の調査を実施し、次のような観察結果を報告しています。

  • 18 台の Android スマートフォンのうち 7 台では、最新バージョンの OS が実行されたことがありませんでした。
  • 18 台のうち 12 台では、現在のバージョンの OS を数週間未満しか実行していませんでした。
  • 18 社のうち 10 社は、2 年間の契約期間内に少なくとも 2 つのメジャー バージョンが遅れていました。
  • 18 のうち 11 は、リリース後 1 年も経たないうちにサポート更新の提供を停止しました。
  • 18 社のうち 13 社は、デバイスの販売を停止する前、または販売を停止した直後に、サポート アップデートの受信を停止しました。
  • 18 台のうち 15 台は、2010 年 12 月に出荷された Gingerbread を実行しません。
  • 数週間後、Ice Cream Sandwich がリリースされると、ここに掲載されているすべてのデバイスは、メジャー バージョンが 1 つ遅れることになります。
  • 18 人中少なくとも 16 人は、Ice Cream Sandwich を手に入れることはまずないでしょう。

一方、iOSデバイスは頻繁にアップデートされ、発売から少なくとも3年間は新しいソフトウェアアップデートがサポートされます。Degusta氏の調査結果の詳細は、 understatementの記事全文をご覧ください 。また、分かりやすい図として、下のグラフ(クリックして拡大)をご覧ください。